2018/12/24

スペーシアとN-BOX、諸元・ユーティリティ比較、どちらがおすすめ?

ホンダ「N-BOX」とスズキ「スペーシア」が大人気

軽ハイトワゴン車ではホンダ・N-BOXとスズキ・スペーシアが売れているそうです。

2018年11月「軽四輪車 通称名別 新車販売速報」ホンダN-BOXが1位で1万9485台、スズキスペーシア2位で1万1812台、となっています。

ここまでくると、軽ハイトワゴンはN-BOXとスペーシアの2強とそれ以外、という感じですね。


軽ハイトワゴンの購入を考えた場合、この二台から選ぶことが多くなると思われます。

それではN-BOXとスペーシアのどちらを選ぶべきなのでしょうか。

結論から言うと、どちらも甲乙つけがたく、ホンダが好きな人はN-BOX、スズキ車が好きな人はスペーシアということになってしまいます。

しかし細かい部分は好き嫌いもあるでしょうから、主に細かい部分での比較をしてみます。



N-BOXとスペーシアの主要諸元比較

まずはN-BOXとスペーシアについて外形やエンジンを比較してみます。

外形


◇N-BOX

・全長3395mm×全幅1475mm×全高1790mm(4WD:1815mm)

・最低地上高145mm

・タイヤサイズ 155/65R14または165/55R15

◇スペーシア

・全長3395mm×全幅1475mm×全高1785mm(4WD:1800mm)

・最低地上高150mm

・タイヤサイズ 155/65R14または165/55R15


エンジン出力


◇N-BOX 

 NA:最高出力58PS、最大トルク6.6kgf・m

 ターボ仕様:最高出力64PS、最大トルク10.6kgf・m

◇スペーシア

 NA:最高出力52PS、最大トルク6.1kg・m
  +モーター 最高出力3.1PS、最大トルク5.1kg・m

 ターボ仕様:最高出力64PS、最大トルク10.0kg・m
  +モーター 最高出力3.1PS、最大トルク5.1kg・m


燃費


◇N-BOX 

23.0km/L(4WD)~ 27.0km/L(2WD)


◇スペーシア

24.0km/L(4WD)~ 30.0km/L(2WD)



外形はどちらも軽自動車規格いっぱいなのでほとんど同じです。

最低地上高は、N-BOXの方が5mmだけ低いのですが、実際はこの数値よりも低い感じがします。
荒れた路面(雪道など)を走る可能性がある場合は、実車でよく確認してください。


エンジンは、ターボ無しの素のエンジンではN-BOXの方がパワフルです。

N-BOXに限らずホンダの軽自動車のエンジンは他社に比べてパワーがあります。

(参考記事)



そのため、ホンダの軽自動車であればノンターボでも日常走行には全く支障がありませんし、たまにであれば高速道路を走ることができます。

(参考記事)


スペーシアはハイブリッドシステムでパワーを補うことができます。



N-BOXとスペーシアの車内ユーティリティ比較

本来ならば写真を乗せたいところですが、他ブログのように無断使用写真など載せたくはないので、以下にユーティリティページへのリンクを貼っておきます。

Honda N-BOX 公式情報ページ

スペーシア 収納スペース | スズキ


どちらも後席を倒せば自転車をたたまずに乗せられる荷室空間ができることなどを売りにしています。
このあたりのシートアレンジはどちらも同じような使い勝手です。


大きく違うのは、N-BOXは後席の座面をはね上げられることです。

このシートアレンジにより、車内の底面から天井までの高さ140cmの”広い”空間を作ることができます。

例えばお子さんの着替えを立ったままさせるとか、育った植木をいくつか積む、なんてことができます。

これはホンダ独自の”センタータンクレイアウト”だからできることですね。


スペーシアは、助手席の下に収納スペースがあります。

これは車体が小さい軽自動車ではかなり重宝するスペースです。
助手席の下にガソリンタンクがないからこそできることですね。



前席の収納の使い勝手が違う

車体が小さい軽自動車ゆえ、収納部分はあまり大きくはありません。

まず、運転席のドリンクホルダーはどちらも使いにくいです。

そしてどちらもエアコン吹き出し口にドリンクホルダーを取り付けるにはかなり難儀するでしょう。

N-BOXだと助手席のドリンクホルダー運転席から使って、助手席の人はエアコン吹き出し口に取り付けたドリンクホルダーを使う、といった使い方ができそうです。
スペーシアではこの使い方はちょっと無理でしょう。


スペーシアの方が、「フタ付き」の収納箇所が多いです。
車をちょっと離れる時にタブレット端末など外から見えないところに置きたい物、があるときなど便利です。


スペーシアの「インパネアッパーボックス(フタ付き)」の部分はN-BOXではただの”棚”です。


N-BOXの運転席のハンドル奥側にはフタ付きの収納ボックスがあります。
使いようによってはかなり便利だと思います。


スペーシアで大きな収納箇所は、前出のように助手席シート下ですね。
これはかなり重宝すると思います。


いずれにしろ、両車とも、実車を確認する際はいろいろな物の置き場所をイメージしましょう。

大きな車だとどこにでも物は入れられますが、軽自動車の車内は物を置くところがかなり限られます。

(参考記事)



あとはお好みのデザインで

N-BOXとスペーシアが売れているのは、そのデザインに因るところが大きいと思います。
そういえばどちらも似た感じですね。
(参考)

デザインの細かい部分とかカラーとか、好みの方を選んでください。



軽ハイトワゴンの走行性能は?

軽ハイトワゴンに”走り”を求める人はあまりいないと思いますが、ある程度の走行性能が必要だという人は、以下の記事をお読みください。




軽ハイトワゴンは4WDがおすすめ

筆者は軽ハイトワゴンはFFより4WDをおすすめします。

重心が高い車は走行安定性の点では不利なのですが、4WDである程度改善できます。

詳しくは下記を参照してください。





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