最近のクルマにはエアコンプレッサーが備え付けられている
昨今のクルマでは、昔は積まれていた”スペアタイヤ”が無いのはご存知ですか?
車のパンクは昔に比べて減っているそうです。
タイヤが丈夫になっているのかもしれませんが、道路状況が良くなっている(ほとんど舗装道路になっている)ことに因るそうです。
その結果、スペアタイヤは一度も使われずに廃棄されることが多いそうで。
また、スペアタイヤは重量物です。
スペアタイヤを積んでいない方が燃費は良くなります。
以上の理由で、最近のクルマではスペアタイヤが積まれていません。
しかし、パンクに対する応急処置は用意しておく必要があります。
その内容は
・タイヤパンク応急修理剤
・エアコンプレッサー
です。
スペアタイヤよりはずっと軽いので、燃費的には良いでしょう。
万一のパンクのときのために、「タイヤパンク応急修理キット」について取扱説明書をよく読んで、その使い方と収納場所を確認しておくことを強くお勧めするものであります。
「タイヤパンク応急修理キット」のエアーコンプレッサーは普段使いできるか?
本エントリーの前日の記事、
では、タイヤ空気圧調整を自分で行なう方法について説明しています。
その記事の中で、エアポンプの購入をお勧めしているのですが・・・
エアコンプレッサーが車に積まれているのであれば、それを使えばいいのでは?
別にエアーポンプを買わなくてもいいのでは?
備え付けのエアコンプレッサーは普段使いできないのでしょうか?
結論から言うと、N-BOX等一部の車を除いて、できます。
「タイヤパンク応急修理キット」の中の一つとは言え、エアコンプレッサーはただの電動式空気入れです。
普段のタイヤ空気圧調整に使うのにも何の支障もありません。
実際、フィットの現行型の取扱説明書には、備え付けのエアコンプレッサーを使ったタイヤ空気圧調整の方法が書かれていました。
私の前の車のフィットにもエアコンプレッサーが積まれており、普段のタイヤの空気圧調整に使っていました。
ただし、エアーコンプレッサーは動かすとかなり大きな音がしますので、近所迷惑にならないように注意してください。
N-BOX等のエアコンプレッサーはタイヤ空気圧調整には使えない!
先日、私のN-ONEでは初めてのスタッドレスタイヤへの交換をしました。
何年も前から私はタイヤの空気圧調整は自分で行なっているので、いつものように備え付けのエアーコンプレッサーを使って空気を入れてみましたが・・・
タイヤ空気圧の規定値まで空気が入らない!?
N-ONEのタイヤ空気圧の規定値は、前輪が240kPa(2.4kgf/cm2)なのですが、何回やっても230kPaまでしか入りません。
(別に買ってあるタイヤゲージで確認)
しつこくエアーコンプレッサーを動かしているとその値を下回ることもあります。
どうやら、N-ONEに備え付けのエアコンプレッサーは230kPaで自動的に空圧供給をストップしてしまうようです。
取扱説明書より。

この”キャップ”が230kPaで飛び出すようになっており、飛び出したらエアーをリークしているようです。
つまり、N-ONEに積まれているエアーコンプレッサーでは前輪の空気圧の規定値240kPa(2.4kgf/cm2)までは入れることができない、ということです。
すなわち、普段のタイヤ空気圧調整には使えない、ということです。
調べてみると、このタイプのエアコンプレッサーは、N-ONEの他に、N-BOX、N-WGNに積まれているようです。
これらの車は全て前輪の空気圧の規定値は240kPa(2.4kgf/cm2)です。
これらの車は全て前輪の空気圧の規定値は240kPa(2.4kgf/cm2)です。
タイヤの応急修理には十分ですが・・・
タイヤの”応急修理”の手順をできるだけ簡単化するために、こんな仕様のエアコンプレッサーにしているのでしょうが・・・
前輪の空気圧の規定値240kPaまで入らなくとも、230kPaも入れれば普通に走ることができます。
というか、そもそも1割くらい低いタイヤ空気圧で走っている車の方が多いでしょう。
燃費向上にはタイヤの空気圧!ガソリンスタンドに任せると低くなる!
燃費を気にしない人ならば、前輪の空気圧の規定値240kPaまで入れなくとも230kPaも入れとけばよいでしょう。
が、私はきちんと規定値まで空気を入れたいので・・・
不本意でしたがエアーポンプを買いに行きました・・・
残念です。
が、私はきちんと規定値まで空気を入れたいので・・・
不本意でしたがエアーポンプを買いに行きました・・・
残念です。

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