2018/11/15

「生活四駆」タイプの4WD車でも雪道は心配ない!

本当の”悪路”ならばクロカン4WD

4WDのメカニズムタイプについて解説したコラム。



中身が今一つ分かりにくいのでざっくりまとめますと、

いわゆるSUVを含む乗用車に搭載されている4WDシステムは悪路にはあまり強くなく、”クロカン4WD”の4WDは悪路の走破性は高い、と。

クロカン4WDは本当の”悪路”を走るために設計されているので、当然と言えば当然です。



市街地やスキー場へ行く程度ならば「生活四駆」でも充分有効

上記コラム中では「2WDに毛が生えたぐらい」という4WDの車種があるとされていますが、そんな4WDでもスキー場へ行く程度ならばかなり有効です。


”2WDに毛が生えたぐらい”の多くの4WDは、前輪(駆動輪)が滑ると後輪へ駆動力が伝達される、という仕組みになっています。


昔のホンダの”リアルタイム4WD”がそういう仕組みでした。


現在の”リアルタイム4WD”は昔のそれと別物らしく、昔のリアルタイム4WDはある自動車評論家がケチョンケチョンにけなしていました。


しかし私はそのタイプの4WD車を2台乗り継ぎましたが、雪道でも全く不満はなかったです。


そもそも、きちんと除雪されている道路であればFFでも十分に走れます。

4WDが必要になるのは、アイスバーンのおそろしく滑りやすい路面での発進の時。
加えて、雪でスタックしたとき。

とにかく何でもいいから後輪が駆動してくれれば大丈夫なのです。
もちろん、こういう場面でラフなアクセル操作をしないことが前提です。


凍った雪の轍の道を走ることも、除雪状態がひどい秋□市ではよくあるのですが、車の底面を擦らないように慎重にコース取りすれば、この「生活四駆」タイプの4WDでも充分です。


ただし、状況によっては「横滑り防止装置」をオフにしなければならないことがあります。
これについてはこのブログの以下の記事を参照してください。


スキー場への道も大体は除雪が行き届いていて圧雪状態です。
そういう道路も「生活四駆」タイプで充分です。

もちろん、乗用車や乗用車タイプのSUVで新雪の深雪へ突っ込んでいくという馬鹿なことはしないということが前提です。



悪路走行タイプの4WDは一般人には必要ない

以上のように考えてみると、パートタイム4WDのような。本当に悪路を走るための4WDシステムは我々一般人には必要がないことが分かります。


地域によってはひと晩にメートル単位で雪が積もることもありますが、そういう時は素直に除雪車が来るのを待つしかありません。クロカン4WDでも動けないでしょう。


もちろん趣味で、”作られた”オフロードコースを走るような人は、もちろんクロカン4WDが必要です。

ただし”自然の”オフロードコースへ入っていくのは環境破壊であることをお忘れなく。



むしろ危険なのは市街地での本格クロカン4WD車

逆にとても危険なのは、市街地や普通の道路での、パートタイム4WDが付いている本格クロカン4WD車です。

これについては以下に詳しく解説していますので是非お読みください。

雪道でクロカン4WD車に近づいてはいけない理由




0 件のコメント:

コメントを投稿