ノンターボ軽自動車でも車種と状況によって高速道路は走れる
NAエンジン、すなわちターボが付いてない軽自動車で高速道路を走れるのでしょうか。これはもう自分のN-ONEで実験済みですが、こんな記事がありました。
激売れホンダ「N-BOX」のNAエンジン車で峠道はつらい? 実燃費テストで意外な結果が...
この実験記事ではN-BOXのターボ無し車を高速道路を含めた種々のシチュエーションで走行させています。
結論から言うと、高速道路の上り坂でも充分に走れており、その他の峠道などでも充分。
昔の軽自動車に乗っていた人だと、ターボが付いていない軽自動車で高速道路なんて無理無理、と言うでありましょう。
しかし上記実験記事では十分に走れています。
ターボ無し軽自動車で昔と違って高速道路が走れるようになったのは、いくつか要因が考えられます。
軽自動車のターボ無しエンジンのパワーが上がった
第一に軽自動車のエンジンのパワーが上がっていること。十年くらい前の軽自動車とはエンジンは別物らしいです。
ただし、これはホンダのエンジンだからなのかもしれません。
後ほど、軽自動車のエンジンのパワーを比較した記事を書きたいと思います。
カタログ燃費しかユーザーに訴求することがなくて、エンジンパワーを絞って見かけの燃費を上げて、さらに”燃費偽装”に走ってしまったメーカーの軽自動車では、高速道路は絶対無理でしょう・・・
その他の要因としては、車体の軽量化があるでしょう。
ただし、冒頭で紹介した記事では何人乗車の状態かが書かれていません。
つまり走行時の車両重量がわかりません。
軽自動車で高速道路は4人乗車なんかだとさすがにきついのでは???
ちなみに私が高速道路を走った際は、軽量級の二人が乗車した状態です。
でも、乗員の体重以前に、ターボも付いていない軽自動車が高速道路を走れる、とはもう、昔の軽自動車との違いは明白です。
高速道路が混んでいることも関係?
もう一つ考えられるのは、高速道路の現在の状況です。渋滞とまではいかなくても、昔に比べて高速道路は間違いなく混んでいます。
急加速するようなシチュエーションは少ないです。
現行N-BOXよりも古いエンジンの私のN-ONEでは時速80キロはまだ余裕がありました。
時速100キロも可能でしょう。
でも、追い越しはおそらくパワーが足りないでしょう・・・
結論。
軽自動車のエンジンは高速道路と渋滞がちの市街地で試乗して評価すべきでしょう。
まず、ノンターボでは高速道路でパワーが全然足りない車種&メーカーもまだあるはずだからです。
しかし、じゃあターボ付きにすればいいじゃんと思っても、もしそのターボエンジンのセッティングが甘かったりしたらノロノロ運転の際にギクシャクして疲れますぞ。
ターボが効いたり効かなかったりの境目のセッティングが市街地では重要なのです。
高速道路を走行する機会が多いのであれば、絶対にターボ付きの方がよいでしょう。
でも・・・そんなに高速道路を走る機会が多いのだったら、そもそも軽自動車ではなくコンパクトカーなどを選ぶべきなのでは?とも思います。
軽自動車には軽自動車の良さがあるんですが・・・
本ブログの以下の記事も参照してみてください。
軽自動車N-ONEで高速道路含む長距離700kmドライブテスト
ノンターボ軽自動車のエンジンパワーをまとめてみる


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