EV車リーフのバッテリー劣化が激しい理由
EVであるリーフは中古車価格が下落しがちだという話。
それは、中古リーフのバッテリーは充電容量が減少しているから。
なぜ充電容量が減少するのか。
それは、バッテリーがフル充電の状態からゼロ近くまでの放電という使い方をするから。
スマートフォンのバッテリーがヘタるのと同じ原理です。
ハイブリッド車のバッテリーを交換しなくてもよい理由
ハイブリッドカーのバッテリーは10年10万キロ程度であれば性能劣化を心配する必要はないくらいになっているとのこと。
同じ”バッテリー”なのにEV車リーフはすぐに劣化し、ハイブリッドカーは劣化しにくい、それはなぜか。
ハイブリッドカーでは、バッテリーの容量の一部しか使っていないから。
つまり、ちょっと放電したらすぐに充電、という使い方。
バッテリーが劣化しない程度までしかバッテリーの電気を使わない。
確かに、昔、プリウスの助手席に乗せてもらったときにモーターをバッテリーの動作インジケーターを興味津々で見ていたのですが、ちょっと放電したらすぐ充電、の繰り返しでした。
だから、ハイブリッドカーのバッテリーはリーフのバッテリーのようにすぐに劣化するようなことはないのです。
ハイブリッドカーは”バッテリー運搬車”とも言える
ということは。
ハイブリッドカーはバッテリーのごく一部しか使っていないと言っても過言ではないのではないでしょうか。
バッテリーの大部分の充電量は使われず、その分のバッテリー部分は単なるお荷物となっているのです。
バッテリーが劣化しないようにそのようなセッティングにしているとはいえ。
もし、満充電から残量ゼロ近くまで繰り返し使っても劣化しないバッテリーができたならば、ハイブリッドカーのバッテリーはもっと小さくできます。
そうすればハイブリッドカーの重量はこれまでよりもかなり軽くなり、燃費も飛躍的に伸びるでしょう。
しかし現在はそうなっていません。
すなわち、現在のハイブリッドカーは単なる”バッテリー運搬車”と言ってしまってもよいのでは?
”責任”はバッテリーの耐久性にあるとはいえ、それでもハイブリッドカーを高いお金を出して買いますか?
ハイブリッドカーはメーカーに開発費を”寄付”できるお金持ちだけが買えばいいのです。
ハイブリッドカーのさらなる不安
ハイブリッドカーのさらなる不安。
雪道などでスタックし脱出するために”トラクションコントロール”をオフにしてタイヤを空転させながらバックする、なんてことをすると、バッテリー残量はみるみる減っていきます。
すなわちバッテリーの充電を使い切るシチュエーションもあります。
そういう状況が何度もあると・・・バッテリーはその分”劣化”しますわな?
残量ゼロ近くまで使い切るわけだから。
それでもバックはバッテリー駆動しかできないというハイブリッドカーを雪国で乗りますか?
残量ゼロ近くまで使い切るわけだから。
それでもバックはバッテリー駆動しかできないというハイブリッドカーを雪国で乗りますか?
やはりハイブリッド車は”生活車”にはなりえないのです・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿