2019/03/16

「提灯記事」では生活車に本当に必要な雪道性能はわからない

雪道走行の「提灯記事」を真にうけてはいけない

もう冬も終わりですが、いろいろな車の雪上性能を宣伝する「提灯記事」が多く出ています。

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本当に雪国で使うならば、これらの「提灯記事」を真にうけてはいけません。



そもそもスバルは故障が多いので「買ってはいけないメーカー」ですし。

そして、これらの記事をよく見てみると、除雪された平坦な道しか走っていない、のです。

強調されている雪上での走行性能は、速いペースでのコーナリング性能だけです。


雪道はペースを落として走るのが基本。

それでなくとも最近の車にはほとんど「横滑り防止装置」が装備されているので、ペースを上げなければどんな車でも平坦な雪道は普通に走ることができます。

雪道性能を当てにしてわざわざこれらの車を選ぶ、というのは愚かなことです。

普通の4WD車で充分です。



生活車に必要な本当の雪道性能とは

平坦な雪道だったらFF車でも充分に走れます。

4WDが必要になるのは、住宅街の除雪が行き届いていないところでスタックした際とか、深い雪の轍をまたごうとする際です。

これらのシチュエーションでの”雪道性能”はどんな車でも同じです。

それよりも自分の車の4WDの”クセ”をつかんでおく方が重要です。

横滑り防止装置をあえてオフにする必要があるシーンもあるかもしれません。

(参考記事)


だいたいフォレスターくらいに大きな車になればどんな雪道でも走れるのはアタリマエです。
提灯記事を出すまでもなく。

もし、このサイズの車で雪道走行ができないというのはよっぽどひどい車です。


しかし”生活車”で重要なのは、住宅街でどれだけスマートに走れるかです。

冬場の住宅街は道が狭くなっています。

フォレスターくらいの大きな車だと他車のジャマです。他車とのすれ違いに苦労します。

もっとも、住宅街でのそんな走行シーンを忘れてそんな車を買ってしまう人は多いですが・・・
そういう人は大抵、住宅街でもオラオラ系の運転をしていますが・・・


軽自動車や5ナンバーの車の方が、冬の住宅街では乗りやすいのですが、そんなシーンで車を評価した記事なんかありません。

ですから、すでに乗っている人に聞いて回るしかないでしょう。


ちなみに、筆者が乗っている軽自動車は車重が軽いので、路面のちょっとした雪の塊でも車体が大きく振られます。(踏みつぶせないから)

軽自動車で雪道は若干の覚悟が必要でしょう。少なくとも4WDは必須です。









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