昔は”マツダ地獄”というものがあった
昔、マツダの車を買うとそのままマツダ車に乗り続ける羽目になってしまう”マツダ地獄”と言われるものがありました。
これは、新車購入時に大幅値引きをして販売していたことに起因するものです。
新車購入時の価格が安いと、次に車を買い替える時にその車の下取り価格は安くなります。
当時のマツダ車は大幅値引き販売をしていたので、他のメーカーの車に乗りかえようとすると、他メーカーの近いグレードの車種に比べてかなり安い下取り価格が提示されていました。
ところがその車をマツダ車販売店に持っていくと、最も高い下取り価格を提示してきます。
しかも新車は大幅値引きをしています。
というわけで、そのままマツダ車に乗り続けることになってしまうのでした。
SKYACTIVからマツダ地獄がなくなった
しかし、この大幅値引き販売をマツダでは”悪習”と捉え、「SKYACTIVテクノロジー」搭載車から大幅値引き販売を止めました。
2012年ころのことです。
これにより、マツダ車の下取り価格は安定してきました。
SKYACTIVによることもありますが、この大幅値引き販売を止めたこともマツダの復活の一因です。
マツダ車は”買い時”がなくなった?
マツダはSKYACTIV以降、新技術や新しいパーツをどんどん素早く新車に搭載しています。
その結果、マイナーチェンジや商品改良が頻繁になり、マツダ車はいつ買ったらいいのか分からなくなるという現象が生まれています。
このブログでも新車の買い時について考察しています。
これでは現在ではできるだけニューモデルにした方がよいと結論づけています。
しかし現在のマツダ車は”ニューモデル”が頻繁に出ます。
マイナーチェンジや商品改良が頻繁に行われるからです。
例えばCX-5は2年間の間に3回も商品改良が行なわれています。
その内容は他メーカーでよくあるような「お買い得モデル」の設定、ではなく、エンジンまで手を入れた大幅な改良です。
現在の車はできるだけニューモデルを買った方がよいのですが、これだけ頻繁に”ニューモデル”が出るマツダ車はいつ買ったらいいかがまたく分からなくなってしまいました。
マイナーチェンジや商品改良が頻繁に行われるからです。
例えばCX-5は2年間の間に3回も商品改良が行なわれています。
その内容は他メーカーでよくあるような「お買い得モデル」の設定、ではなく、エンジンまで手を入れた大幅な改良です。
現在の車はできるだけニューモデルを買った方がよいのですが、これだけ頻繁に”ニューモデル”が出るマツダ車はいつ買ったらいいかがまたく分からなくなってしまいました。
頻繁な改良で新たな”マツダ地獄”か?
ニューモデルが出ると当然、前モデルの下取り価格(買取価格)は安くなります。
つまりマツダ車CX-5は2年間のうちに3回も中古車価格が下がる機会があったわけです。
こうなるとマツダ車は、新車購入時の値引きはないのに中古車価格(下取り価格)がどんどん下落していく、ということになってしまいます。
これは新たな”マツダ地獄”と呼んでもよいのではないでしょうか。
マツダ車を選ぶならば”乗りつぶす”つもりで買った方がよいのかもしれませんね。


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