2019/02/02

車のフロントガラスのギラギラは”油膜”のせいではないかも!撥水コーティングに注意!

フロントガラスに油膜が付いているとワイパーで拭いてもキレイにならないが・・・

フロントガラスをワイパーで拭いたときに、拭きスジが残ったり、なんかギラギラと乱反射する膜が残っていたり、などということは多くの人が経験していることだと思います。

一般的には、このギラギラは”油膜”のせいだとされています。

あの忌まわしきギラギラよさらば! そもそもフロントガラスに油膜を発生させない方法とは

上記では油膜ができてしまう原因の一つは、ワックスが流れ出てくること、とされています。

そして、油膜を付着させない方策の一つに、フロントガラスの”撥水コーティング”も有効としています。

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しかし注意したいのは、フロントガラスがすっきりしないのは油膜以外にも原因があるということです。





まずはワイパーが古くなっていないかをチェック

まず最初に気にしていただきたいのはワイパーです。

何年も同じワイパーを使い続けていませんか?

ワイパーは古くなるとフロントガラスへの接触面の角が取れて、きちんとふき取れなくなります。

ゴム自体が劣化してフロントガラスに密着しないために”拭きスジ”が出てしまうこともあります。


ワイパーのゴムは消耗品です。

一年に一回は交換したいところです。

走行距離が長い場合はもっと短いスパンで交換した方がよいでしょう。

走行距離が短ければ、あるいは冬場は雪用ワイパーに交換しているという場合でも、もって2シーズンです。


高いワイパーゴムを長期間使い続けるよりも、安いワイパーゴムでこまめに替えた方が、フロントガラスはスッキリ拭き取れます。

ワイパーが新品であれば、多少の油膜は削ぎ落してくれるのです。



撥水コーティングが悪さをしている場合も!

冒頭で紹介したコラムでは撥水剤の使用も紹介していますが、この撥水剤が悪さをする場合も少なくありません。

撥水コーティングが剥がれかかってくると、撥水コーティングが残っている部分と剥がれている部分で水玉の残り方に差が出てきます。

そうなると、あたかもフロントガラスに油膜が付いたかのような拭きスジが出てきます。
(筆者も経験済み)


フロントガラスに撥水コーティングを施した後は、かなりこまめにメンテナンスしないといけません。


そして剥がれかかった撥水コーティングを完全に剥がすにはかなりの労力が必要です。
それは油膜を落とす比ではありません。

ちなみに、洗車機に入れればかなり落ちます。

フロントガラスに撥水コーティングを施す場合は覚悟が必要です。



撥水ウォッシャー液は手軽だが・・・

撥水コーティングよりもかなり手軽なのは、”撥水ウォッシャー液”です。

ウォッシャー液のタンクに入れておいて、ウォッシャー液を出してワイパーを動かすだけで簡単に撥水処理ができます。

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このウォッシャー液を使っている限りはフロントガラスの撥水効果が持続します。

撥水効果はコーティングタイプよりは弱いです。


欠点はまず、ワイパーで拭き取る部分しか撥水コーティングされないことです。


そして、長期間使っているとウォッシャー液の出口付近にシミのようなカスのようなものが残ります。

これは拭き取ればすぐに取れますが、もしとても古い車など塗装が弱そうな車の場合は注意が必要です。



撥水ワイパーも便利

ワイパーをかけるだけで撥水コーティングできるというワイパーもあります。

ワイパーのゴムを撥水コーティングのゴムに替えて、ワイパーを数回動かすだけで撥水コーティングされます。

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しかしこれにも欠点があります。

あまりに撥水効果が高い撥水ワイパーゴムだと、”コーティングむら”ができます。

これが”油膜のギラギラ”のように見えてしまいます。


例えばPIAAだと、撥水効果によって以下の種類があります。
撥水効果の高い方から
・超強力シリコート
・エクセルコート
・シリコートワイパー

筆者はエクセルコートを使ったときに”コーティングむら”ができ、結局シリコートワイパーを買いなおしました。

軽自動車のように短いワイパーだと”コーティングむら”はできにくいと思いますが、フィットのようにフロントガラスが大きな場合は”コーティングむら”ができる可能性は高いです。


以上、フロントガラスの油膜の話が撥水剤やワイパーの話になってしまいましたが、実際、ちょっとした油膜はワイパーの交換だけで解決するものです。

新品のワイパーゴムはちょっとした油膜ならば削ぎ落してくれます。

それでも解決しない場合は”撥水”を疑ってみてください。







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