2019/01/29

車のエンジンがかからないときのチェックポイントと始動の方法

車のエンジンがかからないのはスマートキーが原因かバッテリー上がりか

いざ車を出そうとしてエンジンがかからなくて焦ったことはありませんか?

もしかしたら、エンジンがかからなくてこの記事に行きついた人もいるかもしれません。


エンジンがかからないのは大きく分けて、バッテリーが上がっているか、スマートキーに原因があるか、です。




エンジンがかからないときはまずはスマートキーをチェック

キーをポケットやバッグに入れたままでもエンジンを始動できる「スマートキー」(電子キー)の車種の場合は、以下を確認します。


・ブレーキを踏みながら”エンジンスタートボタン”を押しているか


いつも乗っている車だとエンジンスタートの手順を間違えることは考えにくいですが、代車とか他人の車でエンジンをかける時は手順を確認しましょう。


・スマートキーとスマホ等を同じポケットに入れていないか


スマートキーは”電波”で車と情報のやり取りをしています。

なので、スマートフォンなど電波を出すもののすぐ近くにスマートキーを置いていると、車とスマートキーの電波のやり取りが上手くいかないことがあります。

スマホからスマートキーをもっと離してみましょう。


・スマートキーの電池が切れていないか

スマートキーの電池が切れていると車へ電波を出せなくなりますので、当然車のエンジンはかけられません。

スマートキー電池切れの時にエンジンをかける方法は、以下をご覧ください




スマートキーがおかしくなければ「バッテリー上がり」

スマートキーに電池切れなどの異常がなければ、車のバッテリーが上がっている可能性が高いです。

バッテリー上がりかどうかを確認するには、室内灯を点けてみてください。

室内灯が非常に暗い、または点かない場合はバッテリーが上がっています。

この場合は”ジャンプスタート”を行なわなければなりません。



ジャンプスタートの方法

バッテリーがあがってしまいエンジンをかけられない場合、昔ながらの方法として別の車から電気を供給してもらってエンジンをかける方法があります。

その”ジャンプスタート”の方法です。


・エンジン始動の方法



1.自車と救援車の電源を全てオフにする

2.ブースターケーブルの赤い方を自車のバッテリーの「プラス」端子に接続する

3.2のケーブルの反対側を救援車のバッテリーの「プラス」端子に接続する

4.黒いブースターケーブルを救援車のバッテリーの「マイナス」端子に接続する

5.4のケーブルの反対側を自車のエンジンのスタッドボルトに接続する

6.救援車のエンジンを始動し、エンジンを少し吹かす

7.自車のエンジンを始動する


・エンジン始動後


1.自車のエンジンのスタッドボルトに接続していたケーブルを外す

2.救援車の1のケーブルの反対側を外す

3.自車のバッテリーのプラス端子からケーブルを外す

4.救援車のバッテリーのプラス端子からケーブルを外す


バッテリーが上がったということは、バッテリーに異常が生じたか寿命なので、すぐにディーラーで点検してもらってください。


上記のように、ジャンプスタートには”ブースターケーブル”が必要なのですが、万一の時のために車に積んでおくと安心です。





最近はモバイルバッテリーでエンジンスタートできる!?

上記の方法は、運よく助けてくれる車が近くにいないとできない方法ですが、最近はモバイルバッテリーのような形状のバッテリーで、エンジンを始動することができます。


この「ジャンプスターター」は少し大きさがありますが、USB端子も付いていてモバイルバッテリーのようにスマートフォンの充電にも使えますし、LEDライトも付いています。

もちろんジャンプスタート用のケーブルも付属しています。

ブースターケーブルを買うよりもこちらを買った方が総合的には安上がりかもしれませんね。




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