ニューモデル予約でも魅力的な条件が
このコラムは「新車」購入を前提としたものですが。
このコラムによると、”値引き額”を考えてもロングスパンで考えるとニューモデルの方がよい、としています。
モデル末期車の方が”投げ売り”的に値引き額を大きくしそうなものですが、最近はニューモデルの予約販売でも(オプション、下取り額込みで)魅力的な条件が提示されることが多いとのこと。
少し前までは”モデル末期”の方がよかった
少し前までであれば、私は”モデル末期”車の方をお勧めしました。
値引き額は別にしても。
昔はよく言われていたのですが、車でも何でも工業製品は、ニューモデルの初期生産ロットは生産が安定していないので不具合が多い、と。
私の経験から言うと、これは当たっています。
”不具合”とまではいかなくとも、”生産”は作っていくうちに工程の細かな改良がなされて安定していきます。
作ってみないとわからない、というところはあるのです。
記憶に新しいところではフィットハイブリッドのDCT搭載車リコール連発問題がありました。
まあ、これは設計が甘かったのでしょうけど。
これがモデル末期車であれば、不具合になりそうな部分はほぼすべて潰されていて、生産も安定しています。
また、欲しい車の”コンセプト”が気に入っていたのであれば、モデルチェンジを待たずに買った方がよいです。
なぜならば、多くのモデルは”二代目”でそのコンセプトが崩れてしまっているからです。
これまたホンダフィットが良い例で、初代は”小さいけど広い”、傑作だったのですが、二代目三代目とじわじわと外形が大きくなっています。
他のメーカーでも二代目はそのコンセプトが崩れていることが多いです。
二代目で本当の意味で”キープコンセプト”しているのはN-BOXくらいでしょう。
現在はできるだけ”ニューモデル”にするべき
しかし現在であれば、できるだけ”ニューモデル”、すなわちモデルチェンジ後の車を買った方がよいでしょう。
新しければ新しいほどよいでしょう。
その理由は、”安全装備”。
事故防止のための緊急時自動ブレーキシステムはどんどん進化しています。
現在は過渡期なので、新しければ新しいほど良いものになっています。
現在でも、例えば、車の脇をオートバイが追い越していったら自動ブレーキが作動して急ブレーキがかかったなんて話もあります。(危険ですね)
こういった不具合もどんどん改良されていくはずです。
また、最近の新車は、横滑り防止装置も標準装備になっていることが多いです。
車で最も優先しなければならないのは”安全”。
その観点から考えると、安全装備の過渡期の現在はできるだけ新しいモデルを選んだ方がよいのです。
しかし、最新の安全装備はオプション装備になっていることも多く、新車の価格は分かりにくくなっています。
気に入った車が1車種しかなければ、車メーカーのサイトである程度の価格が分かりますが、複数車種を近い条件で比較するのは骨が折れるものですよね。
こういう新車見積もり比較サイトもあります。
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