2018/11/24

低燃費のためにタイヤ空気圧調整を自分でやってみよう

ホントに燃費を気にするならばタイヤの空気圧調整も自分で行なうべき



そして本エントリーも「タイヤ交換」のカテゴリに入れています。

タイヤ交換した直後に空気圧調整を自分でやってしまうのが手っ取り早いからです。

タイヤ交換してからガソリンスタンドへ行って空気圧調整をしてもらおうと思っても、ガソリンが全然減っていないこともあるでしょう。
タイヤの空気圧調整は別料金を取るガソリンスタンドもあります。


そして何よりも、ガソリンスタンドで空気圧調整をすると、空気圧は規定値よりも低くなってしまうからです。


なぜならば、ガソリンスタンドまで車を走らせる間にタイヤが温まってしまうからです。

タイヤの空気圧はタイヤが冷えているときに測らなければなりません
取扱説明書にも明記されています。


タイヤが温まっていると空気圧は高めに出ます。

その状態で空気圧を調整すると、空気圧は規定値より低い状態になるわけです。

これらのことを知らないガソリンスタンド店員も少なくありません・・・


タイヤの空気圧が低いと燃費はそれだけで1割くらいはすぐに悪化します

ですから、本当に燃費を気にしているならばタイヤの空気圧調整はタイヤが冷えている状態で車を走らせずに行なわなければなりません。

車を走らせずに行なう、ということは自宅の駐車スペースで空気圧調整をするのがベストということになります。

すなわち自力での空気圧調整ですね。

以下のエントリーも参照してください。
燃費向上にはタイヤの空気圧!ガソリンスタンドに任せると低くなる!



タイヤの空気圧調整は意外に簡単

タイヤの空気圧調整は自分でやってみると意外に簡単なものです。

1.タイヤの空気圧の規定値を確認する


運転席のドアを開けると、左側の”柱”の下部に規定値が書かれたシールがあります。
例えばN-BOXの場合は、前輪240kPa(2.4kgf/cm2)、後輪230kPa(2.3kgf/cm2)です。

2.タイヤの空気圧を測る


タイヤゲージ”を使います。後ほど商品を紹介します。
タイヤ交換直後は規定値よりも低くなっているはずです。
タイヤゲージはエアが漏れないように押し付けてください。
「プシュー」と音がしていたら空気が漏れているだけで正確に測れません。

3.タイヤにポンプを接続して空気を入れる


ポンプのおすすめはこの後に紹介します。
こころもち多めに入れます。

4.タイヤの空気圧を測りながら調整する


タイヤゲージで空気圧を測って、多めに入っていたら、タイヤのエアバルブの中心の突起を押して「プシュー」と空気を少し漏らしてから、再度空気圧を測ります。
空気圧が規定値になったらOKです。

5.エアバルブのキャップを忘れずに締める


タイヤのエアバルブのキャップを元に戻しておくのを意外に忘れがちなんです。



タイヤ空気圧調整に必要な道具

タイヤの空気圧調整に必要な道具は”タイヤゲージ”と”ポンプ”の二つです。

・タイヤゲージ


エアーゲージとも呼ばれます。
価格、正確性、収納性を併せて考えるとこれがおすすめです。

一回測るたびにメーター上部のボタンを押して針をゼロ位置に戻すのを忘れないでください。

なお、携帯性だけで言えば”ペンシル型”のタイヤゲージもありますが、こういったものは不正確&読みにくい、のでおすすめできません。


・エアーポンプ


エアーポンプは最近の車であれば電動ポンプがすでに積まれています。

別途ポンプを用意する場合は足踏み式と、アクセサリソケットから電源を取る電動式がありますが、筆者のおすすめは足踏み式です。

”ツインシリンダー”なので踏む回数が少なくて済みます。
私は昔、1本シリンダー式を使っていましたが大きめのタイヤでは100回以上踏んでいました(笑)

この商品の欠点はかさばることと、各種アダプタがジャラジャラとジャマなことです。

また、これに付いている圧力計は不正確なので、上記で紹介したタイヤゲージは必要です。
筆者の経験では付いている圧力計は圧力が低めに出ます。

なお、電動式のエアーコンプレッサーは、動作させると「ガガガガガ!」と大きな音がします。
近所迷惑になる可能性があるのでここではおすすめしません。
もちろん電動式の方がラクなのですが、電源コードが長いので意外にかさばったりします。



燃費とタイヤのもちを気にするならば1カ月に1回は空気圧調整を

今回はタイヤ交換時の空気圧調整を紹介しましたが、本当に燃費を気にするならばタイヤの空気圧調整は1カ月に1回がベストです。

なぜならば、外気温が変わるとタイヤの空気圧も変わるからです。

気温が高い夏場にタイヤの空気圧を調整すると、冬場の寒い時期では空気圧は低くなります。
半年もたてば空気もわずかに抜けていますし。


タイヤの空気圧が低すぎる状態では燃費が悪化することに加えて、タイヤの”偏摩耗”も生じます。

タイヤの外側の溝はまだ十分に残っているのに、内側の溝が無くなっていたりする状態です。

タイヤは偏摩耗すると寿命が著しく短くなって、タイヤ代もかかってしまいます。


以上の理由で、タイヤの空気圧は長くとも各季節ごとには調整したいものです。


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