radiko関係のこれまでの経緯と現在の状況
radikoはインターネットでラジオ放送がほぼリアルタイムで聴くことができる便利なアプリです。
しかし「放送法」による縛りから、当初は自分が今いる地域のラジオ局の放送しか聴くことができませんでした。
これに対して、radikoの聴取地域を自由に設定できる”raziko”という無料アプリがありました。
地域外聴取のみならず、録音もできるという利用者にとっては大変便利なアプリでした。
radiko社のネット配信の意図からするとグレーなアプリだったのですが、GooglePlayからダウンロードできました。
そのうちに、radikoは”radikoプレミアム”という有料プランを契約すると”エリアフリー”として全国のラジオを聴くことができるサービスを開始しました。
これに前後して、radikoはrazikoを動かないようにする仕様変更を何回か行なっていました。
これに対して、怒ったのは(おそらく)ジャニーズタレントの番組を録音して配布しているような一部の”ジャニオタ”です。
「razikoは録音できるのにradikoは有料でもなぜ録音できないのか」という抗議をradiko社に出した連中がいたのです。
ラジオ放送を録音できないようにしているのは”著作権”の問題があるから当然のことなのですが、(おそらく)抗議をしたジャニオタは著作権のこともわからない連中でした。
この抗議をきっかけに、radiko社はrazikoを完全に”黒”と判断し、GooglePlayからダウンロードできないようにしてしまいました。
というわけで、現在ではrazikoは使うことができず、もちろん有料のradikoプレミアムでもエリアフリー・タイムフリーは当然できるものの”録音”はできないようになっています。
radiko社の問題点
radiko社が”raziko”というアプリに対して”お目こぼし”を止めて潰しにかかったのは、まあ当然のことです。そのきっかけを作ったのは(おそらく)ジャニヲタのせいですが。
しかしradiko社にも問題はあります。
エリアフリーのradikoプレミアムを課金制とすることの理由の一つを、
「システム・サーバーなどにかかる初期費用」としていました。
しかし、初期費用を回収したはずの後でもradikoプレミアムの月額料金を下げてはいません。
これは利用者に対してウソをついたことになります。
実際、radikoプレミアムを開始してからのradiko社の利益は激増しています。
筆者はこれをかなり問題視しているので、居住地域外のラジオを聴きたくともradikoプレミアムは契約しません。
以上が「前置き編」です。
radikoの地域外聴取を行なう前に是非理解しておいていただきたかったので書きました。
radikoの地域外聴取を行なう前に是非理解しておいていただきたかったので書きました。
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