2019/04/07

ディーラー車検の費用は”安心代”?民間車検でも大丈夫?

車検費用の中身とは

新車時は3年、その後2年おきに受けなければいけないのが”車検”です。

ディーラーでの車検は、ガソリンスタンドやカー用品店の車検に比べて高いというイメージです。

車検代の内訳は、税金と整備費用です。

税金はどこで車検を受けても変わりませんから、車検費用で差が出るのは”整備費”の面です。

つまり、民間車検が安いのは整備費用が安くなっているわけです。



ディーラー車検が高いと感じるわけ

車検は基本的には、車検を受けた時点で走行安全性に支障がない状態であれば通るものです。

しかしディーラー車検の場合、次の車検まで安全に走れるようにという観点で整備を行ないます。

いわゆる”予防措置”的に部品の交換を勧められることもあります。

例えばブレーキパッドなど、まだ残量があっても次の車検までパッドがもたなそうであれば交換を勧められるでしょう。

また、エンジンオイル一つとっても”純正部品”を使います。


民間車検だと、「とりあえず今回の車検が通ればいいや」的に整備内容を依頼することもできるので、安く上げようとすれば安くできなくはないです。


正規ディーラーであれば「次の車検までは安心して乗れる」という信頼感を重視しますので、どうしても車検費用は高くなってしまうわけです。



結局、ディーラー車検と民間車検のどちらがいいのか

しかし最近はガソリンスタンドなどでの車検でも”整備保証”を付けるところが多くなっています。

ですから、民間車検でも充分なような気もします。

しかし本ブログではやはりディーラー車検をおすすめします。

ポイントは、純正部品を使うところです。


例えばエンジンオイル。

昨今のエコカーのエンジンはエンジンオイルがマッチしていないと本来の性能を発揮しません。

ディーラーであれば純正エンジンオイルはいつも在庫しているのですぐに交換してくれます。


費用面でも、ディーラーでおすすめされる”点検パック”のようなものに入っていると割安になります。

点検パックとは、次の車検までの法定点検の費用を事前にまとめて払うものです。

これは各ディーラーで、点検一回ごとに費用を支払うよりもだいぶ割安になっています。

こういったサービスを使えば民間車検との費用の差はだいぶ縮まります。


もちろん点検パックは顧客の囲い込みのために行なっているものですが、正規ディーラーでの整備の安心感と純正部品を使う安心感を考えれば、”囲い込まれて”もいいのではないでしょうか?






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