2019/04/30

車のバッテリー電圧チェックは簡単!安物チェッカーでも充分

車のバッテリー電圧は健康状態の指標、定期的にチェックしよう

車のバッテリー電圧、チェックしていますか?

バッテリー電圧は、バッテリーの健康状態を示す重要な指標です。


バッテリーは劣化してくると充電しても電圧が上がらなくなっていきます。

また、電装品に電流を流した時の電圧の低下が激しくなっていきます。


特に昨今のクルマは”アイドリングストップ”からの再始動でバッテリーの負担が大きくなっています。


ある日突然バッテリー上がりを起こしてエンジンがかからない、ということがないように、バッテリー電圧は常にチェックしておきたいところです。

ここでは簡単なバッテリー電圧チェックの方法を紹介します。





車のバッテリー電圧のチェックは簡単!

バッテリー電圧のチェックは、以下のアクセサリーソケットに刺すタイプの電圧計を使うと簡単にできます。


(Amazon)

QZSKY シガーソケット 電圧計 電圧チェッカー 12V デジタル表示 ボルテージメーター 車用品


(楽天市場、Yahooショッピング)
筆者は上記の最も安いものを使っています。
それでも十分に使えます。

Amazonのレビューにあるように、時々ソケットの接触が悪いことがあるのですが、押し込めば普通に表示されます。



バッテリー電圧の見かた

・エンジンがかかっている時


エンジンがかかっているときはオルタネーター(発電機)が動いていますので、表示される電圧は発電電圧です。

普通の車ならば 14V になっているはずです。

もしそれよりも低い場合はオルタネーターの故障が考えられますので、ディーラーなどでチェックしてもらいましょう。


・エンジンがかかっていないとき(アクセサリーモード)


エンジンを止めて、アクセサリーモードにしてみましょう。

(ブレーキを踏まずに「ENGINE START/STOP」ボタンを1回押す)


この時の電圧は、バッテリーの充電が満タンならば 12V になっているはずです。

12Vより低い場合は、充電が満タンではないか、またはバッテリーの劣化です。

アイドリングストップを使わずにしばらく走行した直後であれば12Vになっているはずです。


・エンジンがかかっていないとき(ONモード)


エンジンが止まっている状態で「ONモード」にしてみましょう。
(ブレーキを踏まずに「ENGINE START/STOP」ボタンを2回押す)

エアコンを含むすべての電装品が使える状態です。


この状態で、エアコンのファンなどを動かしてみます。

そうすると電圧は少し下がり、バッテリーの充電が満タンの状態では 11.6V~12V になるはずです。

これが実際にバッテリーを使って電流を流している時の電圧です。


この電圧よりも低い場合はバッテリーの充電量が少なくなっているか、バッテリーがヘタリ始めています。

アイドリングストップを使わずにしばらく走って充電した後では、電圧は 11.6V~12V になるはずです。


この時の電圧があまり低いようであれば、ディーラー等でバッテリーのチェックをしてもらうか、アイドリングストップを使わないで走った方がよいでしょう。


このように、安物の電圧計でもバッテリーの健康状態を十分にチェックすることができます。



さらに便利なバッテリー電圧計

筆者の場合はバッテリーの電圧チェックをするときだけ電圧計をアクセサリソケットに刺すのですが、ずっと刺しっぱなしにして随時バッテリーの電圧をチェックしたい人もいるのではないでしょうか。

そういう場合は以下のようなバッテリー電圧チェッカーが便利です。

(Amazon)

aceyoon シガーソケット USB 2ポート電圧計付き LED表示 3.1A電流 急速充電 コンパクト カーチャージャー 12V/24V 車載充電器Android/ios対応



(楽天市場、Yahooショッピング)

USBポートの充電器に電圧計が付いたもので、こういったものであればスマホ等の充電をしながらでもバッテリーの電圧をチェックすることができ、いちいち電圧計を充電器を差し替える必要がなくて便利です。



万一のバッテリー上がりに備えよう

バッテリーの電圧をチェックしていても、バッテリー上がりは突然起こるものです。

そんな万一の事態に備えて”ジャンプスターター”を車載しておくと安心です。



(楽天市場、Yahooショッピング)

スマホ等用のモバイルバッテリーをひと回り大きくしたような形状の”モバイルバッテリー”なのですが、エンジンを始動できるだけの電流を供給することができます。

また、エンジンスタートの”ジャンプスタート”以外にも通常のモバイルバッテリーとして使うことができます。

USB出力ポートに加えて、ノートパソコンに充電できる端子も備えています。

万一の時のために車に積んでおくと、バッテリー上がり時以外にも便利に使えます。








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