自動アイドリングストップしない条件は意外に多い
自動アイドリングストップで燃費が向上すると信じている人は、アイドリングストップしないと「あれ?」と思うのではないでしょうか。
自動アイドリングストップが働かない条件は意外に多いのです。
アイドリングストップしなくても決して故障ではありません。
まず、走り始めのエンジンが温まっていないとき。
エンジンが冷えているときはエンジンの再始動がかなりの負担になるために、アイドリングストップしないようになっています。
同様の理由で外気温が低いとき。おおむね氷点下以下です。
反対に、夏場の外気温が高いときはエアコンを動作させ続けるためにエンジンをかけっぱなしにしなくてはならないため、アイドリングストップしません。
その他にもアイドリングストップしない条件はいろいろあります。
例としてN-BOXの取扱説明書を見ると、アイドリングストップが働かない条件は以下のように書かれています。
・運転者がシートベルトを着用していないとき
・エンジン冷却水の水温が低いとき、または高いとき
・トランスミッションフルードの油温が低いとき、または高いとき
・エンジン始動後、5km/hに達しないまま停車したとき
・急な坂道で停車したとき
・シフトポジションをD以外にしているとき
・ボンネットが開いている状態でエンジンを始動したとき
・ECONモードがOFFのとき
・バッテリーの充電量が少ないとき
・バッテリーの内部温度が5℃以下のとき
・外気温が-20℃以下または40℃以上でエアコンを使用しているとき
・エアコンの風量が多いとき
・エアコンの設定温度がHiまたはLoで、エアコンを使用しているとき
・エアコンのデフロスター(フロントガラスの曇り止め)スイッチがONのとき
アイドリングストップがウザい!アイドリングストップを解除する方法はあるか?
一方、信号待ちでいちいちエンジンが止まって発進時に再始動するのがイヤ、という人も少なくありません。
”アイドリングストップ”と検索しようとすると「アイドリングストップ うざい」というフレーズも出てくるくらいです。
アイドリングストップは燃費的にはごくごくわずかしか効果はありません。
それよりも、バッテリーの消耗が早くなるので、長い目で見るとバッテリー交換費用のために節約できたガソリン代よりも”高く”つきます。
街中の一時停止ラインでアイドリングストップしているのは、ガソリンをドブに捨てているようなものです。
アイドリングストップで劇的に燃費が向上するようであれば、そのエンジンはよっぽど出来が悪いエンジンです。
さて、そんな”アイドリングストップ”を常時オフにさせる方法はあるのでしょうか?
残念ながら、あまりおすすめできない方法しかありません。
まず、”ECON”スイッチの配線に細工するキットを使う方法があります。
下記はN-BOX用ですが、各車用のがあるようです。
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ホンダ 新型N-BOX(JF3/JF4)専用 アイストキャンセラー ECONキャンセラー エレクトロタップ付 オートパーツ工房
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その他の方法としては、アイドリングストップが作動しない条件の「ボンネットが開いている状態でエンジンを始動したとき」を使う方法があります。
ボンネットが閉じている状態を確認するスイッチがあって、それをあーだこーだする方法です。
あまりおすすめできない方法ですので、自分で検索して探してみてください。結構あります。
ボンネットが閉じている状態を確認するスイッチがあって、それをあーだこーだする方法です。
あまりおすすめできない方法ですので、自分で検索して探してみてください。結構あります。
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