2019/01/11

酔っ払いが××しない運転が最上級の車酔いしない運転方法

同乗者が酔いやすい運転とは

長距離ドライブの際に、同乗者が酔ってしまう運転をしてしまっていませんか?

特に3列めシートに人を乗せているときは注意しなければなりません。


同乗者が酔ってしまう運転とは、頭が前後左右上下に振られるような運転です。


とにかく加速が急だったり、ブレーキを強くかけてしまう、これで同乗者はかなり前後に振られます。

カーブではカーブの入り口で大きくハンドルを切る、カーブの出口で急にハンドルを戻す、これで同乗者はかなり左右に頭が振られます。

こんな運転をして同乗者を気持ち悪くさせていませんか?




”酔いやすいクルマ”では”急”を避けるだけでは足りない

同乗者が酔わない運転とは、一般的なものはここにも書かれています。

年末年始の長距離移動でも疲れない、同乗者が酔わない運転のコツとは?(carview!) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 - carview!

端的に言うと、”急”のつく動作をしないということです。
急加速急ブレーキ急ハンドル、を避けることですね。


しかし、以前に考察した”車酔いしやすい車種”だと、
「”急”の付く動作をしない」だけでは全く足りません。

まだまだ上下左右前後への振動が残ってしまうからです。



酔っ払いが気持ち悪くならないような運転が最上級の運転

私は以前、酔っ払いのお迎えで、その酔っ払いが乗る前にすでに「気持ち悪い・・・」とか言ってたことがあります。

路面は雪道で最悪、車内にゲ×されないように持てる運転テクニックの全てを使いました・・・
(なんとか無事に送り届けました)


”急”が付くことを避ける以上にさらに振動を減らすテクニックはいくつかあります。

酔いやすい車種の場合にはぜひ試していただきたいと思います。


・ハンドルをしっかり持つ


ハンドルを軽く持っている人は多いと思いますが、もう少ししっかりとハンドルを持ちます。

極端に言えば、ハンドルがフリーの状態だと路面の凹凸で車体が微妙に左右に振られます。

路面の凹凸で前輪が左右に振られてしまわないよう、ハンドルをがっちり固定する感じで持つと、車の挙動はさらに安定します。


・トラクションが急に変化しないようなアクセル操作


”トラクション”とはタイヤにかかる”駆動力”のことです。

アクセルを踏み込んでいるときは前へ、すなわちプラスの駆動力がかかっています。

アクセルを離した時はエンジンブレーキ、すなわちマイナスの駆動力がかかっています。

ブレーキをかけたときは”トラクション”ではなく、タイヤを直接”制動”しているので”トラクション”ではありません。


つまり、アクセルを踏んだ状態からすぐにブレーキを踏むと、トラクションが急に無くなった状態になって、同乗者が前後に振られます。


急ブレーキを踏まないように、とか、省燃費運転のコツでエンジンブレーキを使いますが、その際にも、急にアクセルをオフにしないようにします。

エンジンブレーキでアクセルをオフにするときも、少しずつアクセルを戻していきます。

このようにすれば、タイヤへのトラクションが急にプラスからマイナスへ変化することがないので、よりスムーズな車体の挙動になります。


・段差を超える時はブレーキをリリース


やむを得ず凹凸や段差を超える時はスピードを落として、さらに、段差を超える瞬間はブレーキをリリース(離す)します。

これは、タイヤにブレーキをかけている状態だと、サスペンションが通常の動作をしないからです。

ブレーキをかけながら段差を超えると、極端に言えばサスペンションは固定された状態で上下に動きません。(極端な言い方です)

段差を超えるときにはブレーキを離すようにすると、サスペンションがスムーズに動き、より衝撃が少なく段差を超えられます。


・シフトダウンするときはちょっぴり空ぶかしを入れる


マニュアル車では運転オタクの人がよくやっていたことですが、AT車でも使えます。


減速するときは”トラクション”を急に変化させないようにするためにできるだけエンジンブレーキで減速したいのですが、そんなときにATシフトレバーをシフトダウンする人も多いでしょう。

シフトダウンするとエンジン回転数が急にあがってエンジンブレーキが急にかかります。

なので、ギアが切り替わる瞬間にちょっぴりアクセルを踏んで、エンジン回転数を低いギアに合わせるのです。

このようにすればエンジンブレーキが”ガツン”とかかることを避けることができます。


CVT車だとできないのでは?と思われるかもしれませんが、CVTでもシフトダウンするとギア比が急に変化します。その変化の隙間にアクセルを踏む(ちょっぴり)余地があるのです。



以上、普段はまず意識しないようなこともあったでしょう。

しかし、気持ち悪くなっている酔っ払いを乗せたときはここまでやらないとオソロシかったです。

以上のテクニックは”酔いやすい車種”に乗っている人でも同乗者を酔わせないために使えるものです。

交通の流れを先の先まで読んで以上のテクニックを使ってください。








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