2019/01/05

クルマのボディカラーは何色がいい?各色ごとの注意点

人気色はリセールバリューも高いかもしれない

クルマにおいてボディカラーはとても重要な要素です。

ちなみに、人気が高いボディカラーは1位が白色、2位が黒色です。

その他に人気が出る色は、新車発表時にメーカーがイメージカラーとして使った色です。

例えばマツダデミオはメタリックレッド、のようにです。


人気のボディカラーは中古車価格も高くなる傾向にあります。

すなわち、リセールバリュー(買取価格)も高い傾向です。


リセールバリューを考えてボディカラーを選ぶ場合でも単に好きな色を選ぶ場合でも、ボディの色によって注意しなければならないことがあります。




濃色系はキズや汚れが目立つ

まず、よく言われるのは黒色は細かい傷や汚れが目立ちやすいということです。

黒に限らず濃色系は同じ傾向です。


濃色系は手入れが大変との意見が多いです。

黒っぽい汚れは目立ちませんが、ホコリのような汚れは目立ちます。

このため、年中洗車している人も。

この手間のためにかえって愛着がわいた、という人もいます。


濃色のボディのメンテナンスのコツは、砂ぼこりをボディに残さないことです。

砂ぼこりが付いていると目立つのはもちろん、それをきちんと除去しないまま洗車してしまうと、傷をつけてしまう原因になります。

できればボディコーティングをしておいて、砂ぼこりが水で流れやすいようにしておきたいところです。


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淡色系は水あかが目立つ

逆に白色は、キズは目立ちにくいのですが、ちょっとした水あか汚れが目立ちます。
白色だけでなく薄い色全般に言えることです。

そして、白色は人気度1位の色だけに、買取価格が高めに出ます。
(黒色も人気なので高い価格が付きますが)



赤色は色あせに注意!

赤色は濃色系に必要な注意の他に、”色あせ”に注意が必要です。

昔の塗装よりもかなり改善されているとはいえ、わずかな退色は起こります。

退色すると朱色っぽくなるので、初めから朱色に近い赤色を選んでおくのも一つの手ではあります。



クルマの外形によって似合う色・似合わない色がある

クルマのデザインによって、似合う色と似合わない色があります。

クルマ全体の外形に特徴がある車種ならば、ボディのエッヂが際立つ濃色系の方がカッコいいでしょう。

ウインドウの形状やフロントグリルを目立たせた方が良いデザインのクルマであれば、ウインドウの黒いモールとのコントラストが出る淡色系のボディカラーの方がカッコよく見えるでしょう。



”安全”のためには何色がいいのか

事故に遭いやすい、遭いにくい車の色ってあるのでしょうか。

残念ながら具体的なデータはありません。


ただ、自車が他車から認識されにくいと危険と考えることができます。

白色は暗い所や薄暮時でも目立つ色です。

普通の明るさの状況であれば赤色や黄色もよいでしょう。


しかしやはり注意したいのは薄暮時です。

薄暗くなってくると、黒色よりも、黒ではない濃色系が目立ちにくくなります

濃紺とか濃緑、濃い灰色などです。

ちなみに、昔の忍者の黒装束は”黒”ではなく、濃紺とか濃緑だったそうです。
こちらの色の方がより闇に紛れやすいからです。

車の色でも同じことが言えます。
つまり濃色系のクルマは目立ちにくいのです。


濃色系のクルマに乗っている人はライトを早めに点灯しましょう!
(もちろん他の色でもライトは早めに点灯しましょう)



結局は”好きな色”がよい

クルマの色選びは、結局は自分が好きな色を選ぶのが最も良いでしょう。

自分が気に入った色のクルマだと大事に手入れして乗るでしょうし、そうするとぶつけることも少ないでしょうし、その結果”リセールバリュー”も高くなるでしょう。




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