2018/11/18

ミドルクラスSUVブームは”金持ちのオモチャ”的、すぐに廃れる

自動車業界は「猫も杓子もSUV」

自動車業界は今や「猫も杓子もSUV」と言ってもいいぐらいのSUVブーム”だそうで。
SUVに群がる自動車メーカーの抱える不安 | 販売・購入 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準


実は私もSUV自体は好きであります。

と言いますか、良かったのは初代のCR-Vだけなんですが。
当時のRAV4なんか、なんだこりゃ?的な。


現在SUVがうけているのは”趣味性”だそうですが。


”趣味性”というのは要するに”金持ちのオモチャ”であります。
”生活車”と銘打っているこのブログでは否定的なカテゴリになります。

趣味性ありきの車なので、空間効率は小型ミニバンやよくできたコンパクトカーやN-BOXより悪いです。
車内が広いのは単に外形が馬鹿デカいから。
もはや”空気運搬車”です。

初代のCR-Vは空間効率も当時の車にしてはなかなか良かったのです。



SUVのシルエットはみんなおんなじじゃあないですか?

SUVが周りに威圧感を与えてジャマ感を感じるくらいの大きさになっているのは仕方がないところもあります。


それは、SUVと言えども”自動車”としての基本的な走行性能も当然必要で、そうすると、高重心のSUVはある程度の大きさがないと”走行性能”を出せないということでしょう。


しかしそれも単に、北米市場的な”大味な”考え方。
”大味な”考え方で作られたクルマだから、シルエットにしたらみんな同じ形。

区別できるのはSUVマニアとかメーカーオタクだけでしょう。

初代CR-Vがヒットしたのは、ひと目で当時の他の車と違うことが表現できていたからです。
その写真はこの↓記事中に。
ホンダCR-V日本復活も75万円値上げの不可解 | 経営 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

そしてこの形は、小さい寸法のわりに(3ナンバーだが)車内が広く、そして運転しやすいのです。


昨今のSUVと言われる車はどうか。
ただデカいだけ。
もし万一オフロードに分け入ることがあったら、そのデカさを持て余すはずです。
(車で意識的にオフロードへ入るのは自然破壊の行為ですのでやらないでください)



これからは”コンパクトSUV”の時代

国内の自動車業界を冷静に眺めるとどうでしょう。

”ダウンサイジング”が進んでいます。
コンパクトカーを突き抜けて軽自動車へ流れるくらいに。

”社会的に”SUVのデカさを持て余す時代は遠くないと思うのです。

じゃあこれからは何がウケるのか。


コンパクトさと趣味性が両立するのは”コンパクトSUV”ですわな。
すでにスズキが2車種も出していますが。

コンパクトSUVを作る技術力は、一部のメーカーにはもう十分にあるはず。
軽ハイトワゴンで培ったノウハウで。


軽自動車の車幅で、しかもハイトワゴンという高重心でもある程度走れるクルマをつくれているのだから、高性能でコンパクトなSUVを作る素養はもうあるはずなのです。

あとは”企画”だけ。


軽自動車やコンパクトカーでもっとも技術力があると思うのはホンダなので、出せるとしたらホンダなのですが・・・
出す気配がないですな。

やはりホンダは、フロントマスクが細長目のつり目になっている時期は、間違った方向へ進んでいるんですな・・・


”猫も杓子もSUV”のこの状況、それだけに飽きられるのもそう遠くないはずです。

もし、例えば、エンジンのバルブ周りの設計をミスって大規模リコールを出したメーカーSのFとかに乗っているならば、3年もすれば故障が頻発してくるでしょうから・・・
故障が多い車メーカー、少ないメーカー、はあります
高値で売れる今のうちに売ってしまうが得策です。マジで。







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