2018/11/27

クルマは”機械”だから故障しないように設計・製造できる

車の重篤な故障の一例

以前、友人のス○フトが故障したとの連絡が来ました。ちなみに中古車で購入したもの。

重篤な故障がゴールデンウイーク直前だったので焦ってました。

故障したのは”ウオーターポンプ”。
ウォーターポンプがいかれると車は走れません。



かつて、その友人が車を買い替えようか迷っていたところに私は、
「スイ○トはいい車だからもうしばらく乗り続けた方がいいよ」と勧めてしまっていました。
多少の責任を感じました。

三菱車じゃあるまいし、総走行距離が十万キロもいっていないのにそんなに故障するまいと思っていました。

私のホンダ車での経験だと10万キロ以内で大きな故障が起きたことは皆無です。

10万キロ以上乗ったのは二台。
以前乗ったフィットも車検を三回通していますが、小さなこともふくめて故障は皆無でした。



車は”機械”だから故障しないように設計できる


車マニアの人だと、「車は機械だから故障するもの」などとうそぶきます。
しかし技術者の立場から言うと、”機械”は故障しないように設計することができる、のです

昔はそうではなかったのですが、かなり以前から技術的に故障確率の計算も可能になっています。

すなわち、故障しないように設計・製造することは可能。
もちろんそれ相応の設計の”技術力”と生産技術が必要ですが。

短期間しか乗らなくてその間だけだったら故障しない、というような”一品物”の車だったらどこのメーカーでも作れます。

しかし10年10万キロのように長期間にわたって故障しない車を作るにはそれなりのノウハウとか積み重ねが必要。
車だってただの”工業製品”なのです。
設計や製造の技術の積み重ねが大事です。

このように考えると”工業製品”を作る技術力がない車メーカーって少なくないですよ。

そういやホンダのフィットのある型ではリコールが頻発してメーカーの信頼性をかなり落としましたが、あの車種はユニットの選定と設計が悪かったのでしょう。

ス○フトは走りとかはとてもいい車なのですが、長期間の信頼性に欠けていたかと思います。

スイフ○という車種というよりやはりメーカーの設計・製造技術力でしょう。

前述のフィットのリコール頻発は新しく採用したユニットに係る不具合でしたが、今回の友人の車はウォーターポンプという技術的には”枯れた”部分です。

おそらく長期信頼性が今ひとつのメーカーのユニットを使っていたのでしょう。

ちなみに、自動車評論家なんて評価するクルマにはごく短期間しか乗りませんから、彼らの意見は”故障しない車”を選ぶ際には全く参考にならないですぞ?

そして、故障が多いメーカーの車を買うと、カタログ燃費が良くてガソリン代が節約できそうだとしても、修理費などの出費で全然”節約”できませんよ!





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