2018/11/30

電気自動車EVはバッテリー劣化により一般家庭では使えない

日産リーフの中古車価格はバッテリーの劣化で決まる

一般の中古車の価格の決まり方は年式や走行距離によりますが、電気自動車EVの場合は、走行用バッテリーの劣化具合によるところが大きいそうです。

総走行距離が短くてもバッテリーの劣化が大きければ価格は安くなり、総走行距離が多少長くてもバッテリーの劣化が少なければ価格が高くなるそうです。




バッテリーが劣化していれば走行できる距離は短くなるので、そういったEVの中古車が叩き売られるのも当たり前のことですね。


ちなみに上記のコラムによると日産リーフは、”12セグ”あるバッテリーが”8セグ”まで劣化するとバッテリー保証の対象になるそうです。

しかし、12セグが8セグまで劣化するということは・・・
単純に計算して走行距離が3分の2まで短くなるということですね。

新車時の実航続距離が300kmだとすると、それが200kmまでに劣化するまで”保証”は受けられないとも言うことができます。



”工業製品”のレベルにはEVは達していない

航続距離がそんなに短くなるのか、ということの他に気になったのは、前出リンク先のコラムの2ページめ。

セグ欠け(バッテリーの劣化(主に経年劣化))が早まったり遅くなったりする原因はメーカーでさえ明快な回答をしていない
とのこと。

つまり、バッテリーの品質の劣化がどういった原因で生じるのか、ということをつかめていないとしても、どういった状況で劣化が早まるのか(充放電の繰り返し以外で)という状況をつかんでいない、ということ。

こういったことは一般の、”販売”している”工業製品”ではありえないことです。

つまり、EVのバッテリーの品質は工業製品のレベルに達していないということ。

経年劣化が早い・遅いの原因をメーカーで掴んでいないとしたら、それは”工業製品”には程遠い、と言ってしまってもよいです。

家電製品であればそんなものは買いません、というか、そもそも売られません。

そんな車を一般家庭で生活車用途に使えますかな?
怖くてとても使えません。

バッテリーがいつ劣化するかわからないようなEVはまだまだまだ”金持ちのオモチャ”に過ぎないのです。


EVは走行時に二酸化炭素を排出しないからエコ、というのは間違った、浅いエコ意識です。
そんな浅い考えでEVを持ち上げる記事は少なくないですね。

一般生活者が車を選ぶ際には購入者本人が見極めなけれなならないのです。






0 件のコメント:

コメントを投稿