2018/11/04

車の3ナンバー化は車メーカーの”手抜き”と日本市場軽視

3ナンバー車は日本の道路事情に合わない

全くこの通りだと思われるコラム。

カローラスポーツが3ナンバーであること、今後のカローラシリーズが3ナンバーになったら懸念されることについて書かれていますが。

確かに、税金面等のコストの観点では3ナンバーだの5ナンバーだのという区別にはもはや意味がありません。

しかし多くの人が実感していると思いますが、3ナンバーは感覚的に”デカい”


昔の日本車は現在に比べてかなり小さかったのです。

新しく作られた道路は幅が広くなっていますが、従来からあった道路の方がはるかに多い。

その従来からの道路とは、大体が5ナンバー車サイズを前提として作られたものだと思います。
昔は3ナンバー車が少なかったから。

だから古い住宅街などは狭い道ばかり。

そんな狭い道路で3ナンバー車がいると、はっきり言って”ジャマ”。




5ナンバー車は日本の車づくりの”美徳”

車に限らず、モノを作るときは大きい方が格段に作りやすいものです。
”小型化”はいろいろ難しいのです。

昔に比べて車体に詰め込む機能が増加しているので、作る側から言えば車体は相対的に小さくなっていると言ってもよいでしょう。


しかしこれまでも、それなりによい5ナンバー車を作り続けてきたではないですか、技術力向上によって。



車の3ナンバー化は車メーカーの”手抜き”、日本市場軽視

”小型化”こそが日本の技術発展を支えてきたと思うのですが、昨今は車の性能のために5ナンバーの車が3ナンバーサイズに大型化されることが多くなっています。

性能を出すために大型化するというのは、はっきり言ってメーカーの開発の”手抜き”。


”収まらないからデカくする”のはとても安易な考え方です。


機能や性能的に5ナンバーに収まりきらなくなったとか言って3ナンバー化ばかりするのであれば、そのメーカーは本当に「日本市場軽視」か「車メーカーとしての技術力向上を捨てた」と言ってもよいのではないでしょうか?








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