スマホ・タブレットをカーナビとして使うと通信料が心配?
このブログのカテゴリ「スマホ車載」では、スマートフォンを車に固定する方法について考察していますが、これはスマートフォンやタブレットを”カーナビ”として使うことを前提としたものです。
ちょっとしたドライブだけでなく多少の長距離ドライブでも、カーナビは無料カーナビアプリで充分です。
筆者は実際に二泊三日のドライブを無料ナビアプリ”TCスマホナビ”でこなしました。
しかし、特に長距離ドライブではカーナビアプリによるスマホの通信量・通信料が心配になるのではないでしょうか。
長距離ドライブではほぼ一日中カーナビアプリが通信しています。
通信契約プランが月間1~3GBのように小容量だと、いざという時に高速通信できなくなってしまうかもしれません。
でも、もし格安SIMを使っていて、それに低速通信モードへの切り替え機能があれば、高速通信容量を消費することなくカーナビアプリを使うことができます。
カーナビアプリは低速通信でも使うことができる
筆者の試したところによると、TCスマホナビとGoogleマップは楽天モバイルの200kbps通信でも十分にナビが動きました。
(Yahooカーナビは試していませんが、おそらく動くでしょう)
低速モードであれば、SIMの高速通信容量を消費しないのでいくらカーナビに使っても安心です。
ただし、TCスマホナビではアプリの立ち上がりに時間がかかる場合があります。
筆者の場合は、タブレットのWiFiモデルをカーナビにしていますので、
アプリの立ち上げ時にはWiMAXに接続し、実際の経路案内の時は低速通信のスマホのテザリングでタブレットに接続しています。
WiMAXは長距離ドライブのカーナビには向かない
WiMAXだと実質無制限のプランで契約していることが多いので、WiMAXでカーナビアプリの通信を行なえばよいのでは?と思う方もいるでしょう。
しかしWiMAXは長距離ドライブのカーナビには向きません。
それはサービスエリアの問題です。
WiMAXのサービスエリアは近年だいぶ広がったとはいえ、山間部では”圏外”になることが多いです。
長距離を走ると必ず”圏外”のエリアに入ってしまいます。
TCスマホナビやGoogleマップはオフラインでも使えるとされてはいますが、やはり通信圏外になると動きが不安定になります。
しかし格安SIMだと大抵はドコモの通信網を使っているので、普通の国道を走っている限りは圏外になることはほとんどありません。
ですので、”カーナビ”にはWiMAXよりも格安SIMを使うことをおすすめします。
なお、市街地しか走らないのであれば、WiMAXによるカーナビも十分にできます。
なお、市街地しか走らないのであれば、WiMAXによるカーナビも十分にできます。
低速モードに切り替えられる格安SIMを使う
ただし、格安SIMの中でも、低速モードに切り替えられないMVNOも数多くあります。
もしすでに格安SIMを使っているのであれば、低速モードへの切り替えができるかどうか確認してみてください。
これから格安SIMと契約するのであれば、低速モード切り替え機能が提供されているところにした方がよいでしょう。
「格安SIM 低速モード 切り替え」などと検索してみると分かります。
UQmobileだと低速モードへの切り替えができるようです。
ベストなのは低速通信専用のスマホを作ってしまうこと
もし、スマホをカーナビとして使うことが多いのであれば、カーナビ専用のスマホを用意してしまうのがよいのではないでしょうか。
カーナビでしか使わないのであれば、中古機でも充分でしょう。
そして格安SIMのプランも、通話がないデータ通信専用タイプにするとだいぶ安くなります。
そしてさらに、低速通信”しか”できないタイプにすると、SMS付きSIMでも月額645円です。
楽天モバイルとヤマダSIMにはそういったプランがあります。
楽天モバイルだと「ベーシックプラン」です。
上記リンクから楽天モバイルのサイトにアクセスしたらば、通話10分かけ放題などとうたう「スーパーホーダイ」には目もくれず(笑)、各料金プランを確認してみてください。
筆者は、上記の楽天モバイル ベーシックプランのSIMを使っていて、高速通信が必要な時はWiMAXにつないでいます。
タブレットで長距離ドライブのカーナビをするときは、タブレットのカーナビアプリの立ち上げはWiMAXにつなぎ、経路案内時は楽天モバイルSIMが入ったスマホとテザリングでつないでいます。
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