2018/10/04

輸入車が日本で売れないのは単に日本に合わない車だから

輸入車のセッティングは日本車以上だが・・・


これを読むと、輸入車がなぜいまいち売れないのかが推察できます。

「ドイツ車だけが軒並み高評価! 日本車との根本的な違いとは 」

例えば、ドイツ車やフランス車ばかりを持ち上げる自動車評論家も一部にいます。

そしてそれは決して間違いではなく、一部の意味では正しいでしょう。

おそらく足回りセッティングなどの走行感に係る部分は日本車以上でしょう。

しかし冷静に俯瞰してみられたい。
良いと評価される輸入車はどんな車が多いでしょうか。



ほとんど”3ナンバー”。

ドイツ車の方が「走る/曲がる/止まる」という性能は上というのは確かかもしれません。
いろいろな自動車評論家の意見を読むと。

しかしその車は所詮大きな”3ナンバー”。

欧州メーカーが”5ナンバー”の車を作ったら、性能は日本車の5ナンバー車とどちらが上になるでしょうかね?


日本市場に合わせた車を作っていないから、当然売れない


冒頭のコラムによると、要するに、欧州メーカーは車を「作りたいサイズ」で作っています。
あるいは「”性能”を出せるサイズ」で作っている、と言ってもよいでしょう。

ポロが3ナンバーになったのは良い例です。

小さいサイズで最善の車を作っているのが日本メーカーなのです。

ドイツメーカーは、車体が5ナンバーサイズに制限されたら良い車を作れるでしょうか?
ポロが3ナンバーになった時点でもう無理なのではないでしょうか?

外国メーカーは軽自動車サイズ、5ナンバーサイズではロクなクルマは作れないでしょう。

小さい、制限されたサイズで最善の車を作っているのが日本メーカーなのです。

冒頭にあげたコラムの中ではドイツ車は
「自分たちが何を作りたいのか」といった点を重要視している
とされています。

これは、中国メーカーに席巻される前の日本の製造業の考え方であります。

日本の特殊なクルマ事情に合わせた車を作ってないのでは、日本で売れるわけはありません。

だから輸入車は日本では”金持ちのオモチャ”でしかないのです。

街中で3ナンバーの輸入車のセダンとかSUVとかいると邪魔でしょうがないし。


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