LEDテールライトは一つでも切れていると
そうだったんですねえ。
多数粒のLEDランプの集合体のテールランプであっても、LEDが一粒切れただけで違反になってしまうのですね。
全体として明るさを保持できていればよいというものではないのですね。
テールランプがLEDランプの集合体となると、それはただの電球を交換するのとはわけが違います。
”LEDユニット”の交換となるとかなり高くつきますよね!
LEDが”長寿命”かどうかは”設計”に因る
LEDの寿命を縮める最大の要因は”熱”です。
つまり、発熱と放熱の設計がきちんとなされているかどうかなのです。
もちろん、真夏の温度上昇くらいの熱では何ともないように設計されているはずですが、主に問題となるのは”自己発熱”です。
自己発熱はLEDに限らず半導体部品の寿命を左右する重要なパラメータです。
自己発熱はLEDに限らず半導体部品の寿命を左右する重要なパラメータです。
LEDが発する熱は電球のそれよりもはるかに少ないのですが、電流が流れている限り発熱するのです。
そしてその発した熱をどうやって逃がすかの”熱設計”が重要になるのです。
この設計は結構ノウハウが要るところです。
電子回路の各々の部品の配置とか基板のレイアウトとか筐体にどうやって固定するかとか。
現在では熱設計のシミュレータもあるとはいえ。
そしてさらに、LED以外の別部品の故障もありえます。そちらも故障率が低くなるような設計と部品の選定をしなければなりません。
これらの設計にはとても地味な”技術力”が要ります。
こういった地味~な技術力がないところが設計したLEDユニットは、理論上の寿命の4万時間なんかとてももたないでしょう。
というわけで、最初からLEDなのでなかったらば、無理してLEDランプに替えないほうが良いのではないでしょうか。
LEDにしない方がよい場合も少なくない
ちなみに、我がN-ONEのフォグランプはLEDではないです。
LEDの設定もあったのですが、フォグランプを使う頻度を考えると高価なLEDランプにする必要はナイと判断したのです。
フォグランプはしょっちゅう点けているものではない、つまり総点灯時間は短いものですからね。
なお、以上のことは家庭用のLED照明にも当てはまる話です。
たまにしか点けない箇所は蛍光灯で充分じゃないでしょうか?
そういう箇所はLED照明にすると購入金額の”元”はとれませぬぞ。
エコの観点からLEDの方が、なんて意見もありそうですが、LED等の半導体部品って製造するのにものすごいエネルギーを使うのですぞ!?
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