軽自動車で充分、だから
軽自動車が売れていることについてはいろいろな分析があります。
まず、「モアスペース系」あるいは「ハイトワゴン」と呼ばれる形状の軽自動車を各社が発売したこと。
そして、それをきっかけに、「広さ」、「運転のしやすさ」、「乗り降りのしやすさ」を各社・各車で追及したこと。
それに加えて、普通車並みの安全装備を軽自動車にも組み込んだこと。
しかし、結局は「軽で充分」となったからではないのでしょうか。
もちろん、昔の軽自動車は、まあ、その、なんだ・・・なところがありました。
エンジンパワーがなくて全然進まない~!なんて話も聞いたことがありますし。
一方、2リッタークラスの車なんかを一人で乗っていると、何かこう、すごくもったいない感じがします。
これは空気運搬車か?という感じです。
大きなエンジンブロックを運搬するための車か?とも思ってしまいます。
人間一人を移動させるだけならばエンジンの排気量は50ccでもできるのです。
荷物とか複数人乗車を考えてもそこそこの排気量でもいいのです。
軽自動車が”充分”のレベルに達していないメーカーも
車内は狭く、エンジンもパワーがとても足りませんでした。
安い車はよく”下駄代わり”などと例えられますが、例え下駄だってきちんと作られていなければ履きたくなりませんし、足にもよくありません。
その”下駄”が現代の技術できちんと作られるようになったので、下駄どころかそれ以上の良い車ができて、そのために売れるようになったのです。
しかし、例え下駄だとしてもきちんとしたものを作るには技術力が必要です。
軽自動車だって同じことです。
技術力がないメーカーの軽自動車は売れていませんよね?
技術力が無いのに他のメーカーが作った軽自動車ブームに乗ろうとするから、”燃費不正”とかをせざるを得なくなるのです。
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