2018/12/16

タイヤパンク応急修理キットの使い方、ドライバーなら必ず覚えておこう

パンクの応急修理のやり方、知っていますか?

パンクのときにどうしたらよいか知っていますか?

少し前までの車ならば、スペアタイヤと交換することになっていました。

しかし、スペアタイヤは重量があるので燃費を悪化させます。
また、スペアタイヤは一回も使われずに廃棄されることも多かったものです。

このため、燃費と資源節約のために最近のクルマではスペアタイヤは積まれていません。


代わりに現在の車に装備されているのが「タイヤパンク応急修理キット」です。


このタイヤパンク応急修理キットの使い方を理解していますか?


万一のときのために説明書を読んで使い方は理解しておきましょう。



タイヤパンク応急修理キットの使い方

以下に「タイヤパンク応急修理キット」の使い方を説明します。

メーカーによって使い方の細かいところは異なりますので、必ず説明書も読んで確認しておいてください。


1.車を水平で硬い路面の安全なところに止める

 パーキングブレーキをしっかりかける、セレクトレバーを「P」に入れる
 パワーモードをOFFにする
 タイヤに刺さっているものは抜かない


2.タイヤパンク応急修理キットとエアコンプレッサーを取り出す

 収納場所は車の取扱説明書にかかれています。


3.タイヤパンク応急修理キットの説明書をよく読む



4.バルブコア回しを使ってタイヤの空気を完全に抜く



5.バルブコア回しを使ってバルブコアを抜く



6.応急修理剤を準備する

 応急修理剤ボトルをよく振る
 注入ホースを応急修理剤ボトルに取り付ける


7.注入ホースをバルブに差し込み、修理剤を注入する

 何度もボトルを押して修理剤を全て注入する


8.注入後、注入ホースをバルブから引き抜く

 空ボトルは修理工場に渡すので取っておく


9.バルブコアをバルブにしっかりねじ込む



10.エアコンプレッサーを準備する

 バルブにエアコンプレッサーのホースをしっかり取り付ける
 電源コードのプラグをアクセサリソケットに差し込む
 エンジンを始動する(バッテリーの電気を使うので)


11.エアコンプレッサーのスイッチをONにして空気を規定値まで入れる

 エアコンプレッサーの操作は車種によってかなり異なるので、取扱説明書をよく読んでください
 規定値まで空気を入れたらスイッチをOFFにする


12.タイヤパンク応急修理キットを格納する



13.直ちに慎重に走行する

 5km程度走行する


14.安全なところに車をとめる



15.タイヤの空気圧を確認する

 エアコンプレッサーの空気圧計を使う
 足りなければ指定空気圧に再度調整する
 大きく空気圧が減っているならば、応急修理ができていないのでJAF等に頼る


16.できるだけ早くパンク修理できるところへ持ち込む

 二日以上たつとパンク修理が不可能になりタイヤを廃棄するしかなくなります


いかがでしたでしょうか。
パンク応急修理の流れがイメージできたでしょうか。

細かい作業方法はメーカーや車種によって異なりますので、必ず取扱説明書で確認してください。



最初からJAFを呼ぶ手もある

タイヤの応急修理をあきらめて、最初からJAFを呼ぶという手もあります。
しかし、繁忙期などはいつ来てくれるか分からないこともあるでしょう・・・



空気を入れながらGSまで走行するという手も

タイヤの空気が急激に抜けるのでなければ、エアコンプレッサーでタイヤへ空気を補充しながらガソリンスタンド等、パンク修理できるところへ自走していくという手もあります。

もちろん”自己責任”で慎重に行なってください!





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