2018/12/22

車のフロアマットは車体の一部!社外品より純正品をおすすめする理由

車のフロアマットがオプション設定である理由

車にフロアマット、付けていますか?
付けていないという人はほとんどいないでしょう。

それなのに、新車購入時にはフロアマットは標準装備ではなく、オプション設定となっています。

新車の見積金額にさらにフロアマットで数万円上乗せされるのは、なかなかキツイですよね。


フロアマットが標準装備されない理由としては、車の購入者が自分で好きなフロアマットを付けられるように、とのことらしいです。

確かに、純正品のフロアマットは昔はただただ地味なものが多かったものです。

しかし現在は純正品でもいろいろなデザインのフロアマットがあります。

それ以外の理由でも、フロアマットは純正品の方をおすすめします。




純正品のフロアマットは高い!が・・・

純正品のフロアマットはかなり高く感じます。

N-BOXを例にとると、16,000~37,000円です。


フロアマットなんでカー用品店に行けば数千円で買えます。

車種専用設計のものをネットで探しても、純正品の半額くらいで買えます。


しかし、本ブログでは、たとえ割高であったとしてもフロアマットは純正品を装着することをおすすめします。



純正フロアマットをおすすめする理由:N-BOXを例に

純正品のフロアマットをおすすめする理由は、何と言っても安定感と安心感です。

フロアマットは車体の一部です。


N-BOXを例にとって考えてみます。


まず、フロアマットが滑らないように車体から設計されています。

フロアから出ているクリップに二か所を留めるように設計されています。
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これでフロアマットは車体と一体化し、滑りません。


また、ホンダ車の場合は、前席下にガソリンタンクがあって出っ張っているのですが、純正フロアマットはその部分もカバーしてくれるものがあります。
(ガソリンタンク部をカバーしない純正フロアマットもあります)
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N-BOXのような車種では、さらにいろいろなデザインを選ぶこともできます。
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社外品フロアマットをあまりおすすめしない理由

社外品のフロアマットでも車種専用設計でいろいろなデザインのものがあり、さらには純正品ではカバーしていない箇所もカバーできるようになっているものもあります。

サイドステップまでカバーできていたり、フットレストまでカバーしているものもあります。

しかし、サイドステップのカバーは、別途サイドステップにマジックテープを張り付けなければなりません。


そして、社外品をおすすめしない最大の理由は、滑り止めフックが付いていなかったり、取り付けが面倒だったりすることです。

社外品のフロアマットでも、滑り止め用のフックを通す穴が付いていることがあります。
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しかし、この穴を使うためには、別に車体側にフックを取り付けなければなりません。

そしてフックは「純正品」をディーラー等に注文しなければなりません。

フックはフロアの布を剥がしてネジ穴を露出させ、ネジ留めします。



社外品フロアマットは安いが面倒、滑り止めが不安

以上のように社外品のフロアマットは車体との一体感に若干の不安があります。

もちろん、デザインや滑り止めなどがきちんとしたものは丹念に探せばあります。
それらは受注後製作品だったりしますが・・・

ネット上を丹念に探す時間や、滑り止めフックを取り付ける作業の時間が取れるのであれば、より安い社外品フロアマットを購入してもよいと思います。

しかし、そんな時間が取れないという場合は、間違って粗悪品を買ってしまうよりは割高でも純正品のフロアマットを購入する方をおすすめします。

もちろんディーラーの営業の人に「割高だ」とぶちぶち文句を言ってもよいと思います。
「じゃあ社外品買えばいいじゃないですか」と言われるのがオチですが(笑)




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