ミニバンを買って”失敗した”と言うモータージャーナリスト
『カーライフ、恥の原点「ミニバンは我が天敵」』
たとえそれが個人的な嗜好によるものであっても、自動車評論家を名乗るのであれば、嫌いなものは”嫌い”とはっきり言うことが必要ではないでしょうか。
この人はそれができているということで一目おけますな。
大部分の自動車ジャーナリストは車メーカーにごまをすって、どんな車でも持ち上げなければ次から仕事がもらえないだろうから、仕方がないのかもしれません。
でもやはり悪いものを悪いと言えないのは”ジャーナリスト”として問題があるのではないでしょうか?
ミニバン乗りは”家庭内観光バス運転手”
冒頭で紹介したコラムの最後の言が、ミニバンの本質でありましょう。
「ミニバン。それは私に多大な精神的苦痛と、経済的損失を与える天敵である。」
コラム中で、故・大御所自動車評論家によるミニバンの評価が紹介されていますが、これは”家庭内観光バス運転手”の人にしか当てはまりません。
この自動車評論家は一般庶民とはかなり感覚がずれていました。
お金持ちが「たまには屋台の焼きそばもいいわねえ~」なんて珍しがって言うのと同じような感じでした。
一週間に一度は必ず5人以上で出かける、という人はミニバンのようなものを買ってもよいかと思えます。
しかしそんな人は一般庶民よりもお金持ちでしょうから、普段使い、一人か二人でしか乗らないための車を別に買った方が、全体のエネルギー効率は良くなるでしょう。
車を一台しか買えないのであれば、ミニバンは避けた方がよいのです。
普段はただの”空気運搬車”になってしまいます。
”走りは求めない”とはいっても、普段使いで乗っていると、走りの悪さは必ず気になります。
ミニバンはレンタカーにすればよい
”たまに”の頻度にもよりますが、普段は一人しか乗らない車に300万円以上出すのはもったいないと思いませんか?
購入費用もありますが、維持費もかなり高くつきます。
これらを計算すればミニバンが必要な時だけレンタカーを借りる方が安上がりであることが分かると思います。
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